ASIAGAP

ASIAGAP導入支援のご案内

※ASIAGAPはver.2.3 改訂第1版での審査受審が原則になります。
 初回・更新審査でver.2.3 改訂第1版で受審する方は、解説や点検のご対応いたします。維持審査で、改訂第1版で受審の予定の方にも対応いたします。

 ASIAGAP取得は、海外輸出の際に求められることが多くなってきました。
JGAPは、取得しているけれども、ASIAGAPは複雑そうで・・・
という方も、いらっしゃるかと思います。
 弊社では、JGAPとASIAGAPの違いをおさえながら、書類作成等のポイントをご説明いたします。

●ASIAGAPとJGAPの違いとは。

 基本ベースは、食品安全、労働安全、環境保全、人権福祉、農業経営の5本であることです。
ASIAGAPは、何が違うのかという主に以下の3点です。

 (1)HACCPシステムの実施

 (2)食品安全のマネジメントシステムの実施

 (3)農場経営システムの実施

 まず、(1)HACCPシステムの実施について、JGAPにもある「食品安全」の部分に、HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point 和訳:危害分析重要管理点)のシステムを取り入れて、実施することが求められています。
 食品工場等で行われていることであり、農業ではあまり関係ないではないかという声もありますが、HACCPを行うことで、工程が明確になることや、生産したものがどのように利用されるか明確にすることができます。
 工程や用途が明確になることで、見落としやすい危害を見つけることも期待できます。

例えば、水

 ある農場では、JGAPを取得しており、取引先の関係から、ASIAGAPを取得することになった。
 JGAPの際では、「水は、井戸水を使っていて大腸菌の可能性があるけど、育苗の時にしか使わないから、出荷には影響ないな」と考えていた。
 ASIAGAPを取得に向けて、HACCPに基づいてフローダイアグラムを作成したところ、従業員は井戸水で手洗いして、選別作業に移っているとのことがわかった。

 このパターンでは、工程の明確化により、危害要因と考えていた大腸菌の付着の可能性が出てきたことに気づいた形になります。対策をとる場合においても、相手先における生産品の用途という点も加味して、考えていくことになり、食品危害を低減させることにもつながります。

 次に、(2)食品安全のマネジメントシステムの実施と(3)農場経営システムの実施については、同じような部分ではありますが、(2)は食品安全に関する部分の計画、実施、見直しが、適切な頻度・時期に行われることが求められています。
(3)についても、経営者の方の積極的な関与が求められており、見直し等にも関わることが多くなるかと思います。

 もしかすると、JGAP取得とやっていることが変わらないと、感じる方もいるかもしれません。そのような方は、おそらくJGAP導入時点から、ASIAGAPに沿った実施がされている方かと思います。
 とはいっても、このほかにも食品防御や外部委託先の評価など、JGAPと比べて、項目が多くなっている点もあります。

 ASIAGAPを新規で取得したいと考えている方、ASIAGAPの初めての維持審査だから心配という方、ASIAGAPの最新バージョンの解説・点検をしたいという方など、ご要望に合わせたコンサルティングを実施させていただきます。

 ASIAGAP初回審査を受審予定の方は、より確実な取り組み・認証を目指しますので、7時間×3回は最低回数とさせていただきます。
 バージョン更新対応や審査に向けた点検実施などは、7時間を1回として、ご要望に合わせて実施をいたします。
 迷っている方は、一度ご相談ください。メールやお電話でのご相談は、費用はいただきません。

ご質問・お問い合わせは、お問い合わせフォームまでお願いいたします。

 ※現在は、JGAP、ASIAGAPコンサルティングのみ実施中。
  グローバルGAPのコンサルティングも今後、実施予定。